[III-445] 荷重低下領域を形成するグラウンドアンカーの健全度調査について
キーワード:グラウンドアンカー、耐力確認試験、維持管理
東日本高速道路(株)東北支社管内では,過緊張やアンカーの破断,頭部拘束器具の損傷等の変状把握及び対策検討のため,2014年よりのり面の健全度調査(リフトオフ試験等)を実施している.過年度の調査結果から,一部のアンカーのり面で過緊張やアンカーの破断が確認された一方で,荷重低下領域を形成するのり面も確認された.これらのアンカーについては,アンカー体が引抜けているのか,地山の再滑動が発生した際に設計耐力を発揮できるかなどの懸念事項が明確になっておらず,アンカーの耐力確認が必要である.本報文では,荷重低下領域を形成するアンカーのり面調査に関する取組みについて報告する.
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