[III-280] 被災土構造物の維持管理のための遮水・保湿シートの降雨実験
キーワード:不飽和土、模型実験、浸透、文化財保存、乾燥亀裂、古墳
地震や降雨で被災した土構造物は,降雨による損傷の拡大を防ぐため,不透水性のシートで覆われることが多い.しかし,養生期間が数年にわたる遺跡では,極度に乾燥し,修復が一層難しくなっている.例えば,熊本地震で被災した古墳群では,長期養生により乾燥した墳丘が脆くなり崩落している.本研究は,被災土構造物の損傷拡大防止と適切な水分保持を両立する一案として,遮水性と透水性を兼ねたシートを用いた養生の有効性を調査する.
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