令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土質安定処理(1)

座長:片桐 雅明(㈱日建設計シビル)

[III-317] 模型攪拌装置を用いたセメント系固化材の採取方法の違いが一軸圧縮強度に与える影響

田代 怜1、久保 友理子1、伊藤 和也1、島野 嵐2 (1.東京都市大学、2.三信建設工業)

キーワード:セメント系固化材、機械攪拌、一軸圧縮試験

現在,軟弱地盤に対し様々な地盤改良工法が施工されているが,中でも深層混合処理工法は軟弱地盤と改良材を原位置にて攪拌混合することで強固な地盤を形成する工法で,多くの実績を有している.しかし,原位置土と固化材の混合が均一に行われなかった場合,改良強度がばらつき,改良品質に影響を与えるといった課題がある.そこで本研究では改良体の高品質化を目的とし,機械攪拌式地盤改良工法の攪拌翼のパラメータを変化させた模型攪拌実験を実施した.本報告では攪拌翼の設置位置が違う3ケースにおける模型攪拌試料の一軸圧縮強度のばらつきと,未固結採取試験,室内配合試験から得られた各試料の一軸圧縮強度との関係性について検討した.

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