令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土質安定処理(1)

座長:片桐 雅明(㈱日建設計シビル)

[III-321] 養生温度がセメント改良土の強度発現性に及ぼす影響(その2:コーン指数)

藤井 二三夫1、堀 常男1、佐藤 直樹1、島田 拓朗2、野崎 隆人2、七尾 舞2 (1.伊藤忠TC建機、2.太平洋セメント)

キーワード:養生温度、コーン指数、泥土、品質管理

浚渫工事において発生する泥土を再利用する方法としてセメント系固化材を用いて泥土に混合し、養生後、掘削搬出して盛土材等として再利用するケースがある。この場合にはコーン指数で目標強度を設定することが多いが、現場環境で強度発現が変化することがある。ここでは、現場環境条件として養生温度に着目し、積算温度とコーン指数との関係等を把握するために①コーン試験と養生温度、添加量および材齢の関係。②コーン指数とときほぐし・締固めコーン指数の関係③コーン指数と一軸圧縮強さの関係④養生温度が変化したときの強度増加率を確認した。その結果材齢3日で養生温度が20℃上昇することで20%程度強度が増加することが確認できた。

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