令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土質安定処理(1)

座長:片桐 雅明(㈱日建設計シビル)

[III-324] 針貫入勾配測定を活用した締固めセメント安定処理土の品質評価 その2:Npに基づく換算quの評価

小林 真貴子1、石井 裕泰1、藤原 斉郁1、青木 智幸1、笠間 清伸2 (1.大成建設、2.東京工業大学)

キーワード:改良土、貫入試験、一軸圧縮強さ

著者らは「挿入型」の針貫入抵抗測定装置を開発し,セメント改良土地盤の強度分布を細やかに把握しつつ,多数のデータ取得による労力・費用削減を図る品質検証法の検討にあたっている.本報では,前報(その1)記載の締固め安定処理土で取得した計28供試体の一軸圧縮試験結果,および上記供試体採取箇所で実施した挿入型による25点×28箇所=計700点の針貫入抵抗に基づき,著者らが提案する換算式の適用法を検討した.その結果,一軸圧縮強さの支配的要因となる供試体弱部を捉えたNp,および締固め度合いの影響を排除したNpの変動係数を利用することで,提案換算式による評価精度が向上することが示された.

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