杭・基礎工(1)

[III-367] テーパー型基礎杭とストレート杭の性能比較（その２：引抜き・水平抵抗力）

〇新谷 聡¹、元水 佑介¹、坂本 易隆¹、末政 直晃²、伊藤 和也²、田中 剛² (1.りんかい日産建設株式会社、2.東京都市大学)

キーワード：テーパー杭、洋上風力、引抜き抵抗力、水平抵抗力、水平地盤反力

「テーパー型基礎杭」は、洋上風力発電設備の基礎構造機能を維持し、占有期間終了後の撤去が可能であり、施工時のＣＯ２排出量とコストが低減できる杭として開発した。これまで室内試験にてその効果が確認されたことを受け、実際の陸上にてテーパー杭の製作と施工（衝撃載荷試験）、静的載荷試験（押込み、引抜き、水平）をおこなった。そのうち本稿では、静的な引抜き・水平載荷試験の結果について報告するものである。