令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の動的挙動(1)(液状化)

座長:余川 弘至(中部大学)

[III-119] 締固め砂杭打設を模擬した振動台実験における応力ひずみ関係

日下部 真佑1、古関 潤一2、原田 健二1 (1.株式会社 不動テトラ、2.東京大学大学院)

キーワード:サンドコンパクションパイル、液状化、振動台実験

液状化対策としてのサンドコンパクションパイル工法による地盤改良効果は,締固めによる密度と水平土圧の増加以外に,引抜き・打戻しを繰り返すことによるひずみ履歴の影響を受けることが指摘されている.本報では改良率を変化させ,改砂杭打設をした改良地盤において模型振動台実験を重力場で実施し,応答加速度と過剰間隙水圧の挙動から応力ひずみ関係を算定し比較を行った.その結果,改良率の低い地盤では免震挙動を示し,改良率の高い地盤ではサイクリックモビリティー現象が表れた.また,改良率の高い地盤のせん断剛性が高い傾向を示した.

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