地下空洞と地下構造物

[III-451] Mix proportions of filling materials for decreasing cost of cavity filling method

〇yudai noborisaka¹, Kenro Sugiura¹, Sakamoto Akio¹, Hata Nobuo¹, Iwatsuki Eiji², Komatsu mikio³ (1.Tobishima, 2.Aichi Institute of Technology, 3.The Association for Cavity Filling Technology)

Keywords:Cavity filling, Limited area filling method, Silicate grout

近年、広範囲に分布する空洞の陥没対策として対象範囲のみを充填する限定充填工法が施工されている。通常の充填材は砂利工場等で副産する粘土キラや砂キラとよばれる土質材料に固化材と水を混練りして製造するが、限定充填工法では充填材が対象範囲外の空洞に流出することを防ぐためにさらに水ガラスを添加する。本工法は多数の実績を持つ技術であるが、ここで配合試験を通じて端部充填材の流動特性や強度特性等に与える水ガラスの効能をあらためて検討し、空洞充填のコストダウンに向けた充填材の配合を提案したものである。