令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地下空洞と地下構造物

座長:樋口 賢一郎(佐藤工業株式会社)

[III-451] 空洞充填工法のコストダウンに向けた充填材配合の提案

〇登坂 祐大1、杉浦 乾郎1、坂本 昭夫1、秦 信夫1、岩月 栄治2、小松 幹雄3 (1.飛島建設、2.愛知工業大学工学部、3.一般社団法人充填技術協会)

キーワード:空洞充填、限定充填工法、水ガラス

近年、広範囲に分布する空洞の陥没対策として対象範囲のみを充填する限定充填工法が施工されている。通常の充填材は砂利工場等で副産する粘土キラや砂キラとよばれる土質材料に固化材と水を混練りして製造するが、限定充填工法では充填材が対象範囲外の空洞に流出することを防ぐためにさらに水ガラスを添加する。本工法は多数の実績を持つ技術であるが、ここで配合試験を通じて端部充填材の流動特性や強度特性等に与える水ガラスの効能をあらためて検討し、空洞充填のコストダウンに向けた充填材の配合を提案したものである。

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