[III-285] 蛇籠擁壁における地震・降雨の影響に関する模型実験
キーワード:蛇籠、地震、降雨、振動台実験、残留変形
2015年ネパール・ゴルカ地震では,中山間地域に多く存在する蛇籠を用いた道路擁壁を始めとする蛇籠構造物が高い屈撓性を発揮し,機能を維持した例もあった.一方,蛇籠構造物はコンクリート構造物に比べ,設計法が明確でないのが現状であることから,既往の研究において,耐震性の検証を行い定量的な評価とより効果的な構造形式の提案を行った.しかし,地震はもとより,そもそも集中豪雨などの自然災害の多いネパール国においては斜面崩壊が頻発しており,耐震性を検討する際に降雨の影響についても検討すべき課題と考えられるため,降雨と振動を交互に作用させる模型実験を行い,被害形態への影響の把握した.
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