[III-289] スパースモデリングとクリギングを用いた2次元空間分布推定の基礎検討
キーワード:スパースモデリング、トレンド成分、スパース性
限られた数の観測地点から未観測地点の地盤物性値等の分布の予測方法の1つとして,クリギングが知られている.クリギングはトレンド成分周りのランダム成分を推定する方法であり,多くの既往の研究では,トレンド成分の不連続な変化は経験的に決めている.吉田らはトレンド成分の値をスパースモデリングによって推定する手法の提案を行ったが,実測データを用いた検討であり,得られた値の妥当性については十分な検討はできていない.本研究では3層からなるトレンド成分の分布にランダム成分を加えたサンプル実現値を作成し,ベイズ情報量基準を指標に推定手法の妥当性の検討を行った.推定された層区分はトレンド成分の分布と概ね一致した.
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