[III-290] ガウス過程回帰を用いた地盤物性値の空間分布推定手法の検討
キーワード:地球統計学、空間分布推定、地盤物性値、ガウス過程回帰
地盤状態の正確な把握により,構造物の建設,管理をする際にリスク軽減などが期待できる.近年は, CIMの導入が検討され,複数種類の地盤情報の共有,活用が予想される.地盤物性値の空間分布状態を把握するために,地球統計学の中心的手法であるクリギングが,異種間の物性の相関を考慮した推定としてコクリギングも研究されているが,その検討事例は必ずしも多くはない.そこで,本研究では複数種類の地盤情報を活用した地盤物性値の空間分布推定手法の構築を目的とし,本報告では,模擬データを作成し,コクリギングを含む手法であるガウス過程回帰を用い,異種間の物性の相関を考慮した3次元の推定と誤差評価を行った例を示した.
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