[III-326] 再生二水石膏を用いた中性固化材の開発~練り返しによる強度への影響検証~
キーワード:中性固化材、再生二水石膏、コーン指数
近年、建築物の解体工事に伴って発生する廃石膏ボードの発生量の増加により、再資源化の促進が喫緊の課題となっている。その解決策のひとつとして、廃石膏ボードをボード紙と石膏に分離処理することで得られる再生石膏の有効利用が挙げられる。しかしながら、改質土の適用環境によっては、重機走行による練り返しや交通荷重等の繰り返し載荷の影響を受け、強度低下が生じる可能性がある。本研究では、固化材混合直後に作製した供試体を所定期間養生した場合(以後、不攪乱改質土)と所定期間養生後の改質土を突き固めて供試体を作製した場合(以後、練り返し改質土)のコーン指数(qc)を対比することによって、それらの影響を検証した。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン