令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土質安定処理(2)

座長:乾 徹(大阪大学)

[III-328] 高炉スラグ微粉末混合砂を用いた水中養生供試体の一軸圧縮強度・変形特性

坂本 龍太朗1、西 智美1、村上 哲1、櫨原 弘貴1、拓馬 雨宮2 (1.福岡大学、2.ジャステクト株式会社)

キーワード:高炉スラグ微粉末、一軸圧縮強度、改良土、水中養生

昨今の液状化被害を受けて宅地住民から低コストの液状化対策の要望は大きい。本研究では,宅地地盤の液状化対策工法の一つである表層地盤改良の改良材としてBFSFP(高炉スラグ微粉末)を用いた検討を実験的に行っている。BFSFPを5,7,10%混合させた供試体を7日~84日水中養生させた,混合砂供試体に対して一軸圧縮試験を行いった。その結果,BFSFP混合砂供試体はいずれも脆性的な破壊挙動を示し,BFSFP混合砂供試体の一軸圧縮強度,変形係数は養生日数が増加するに従って増加することが分かった。 また,BFSFP混合砂供試体は水中養生日数56日以降では一軸圧縮強度,剛性ともに安定していくことが予想される。

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