土質安定処理(2)

[III-330] 長さの異なる繊維を用いた短繊維混合補強土の一軸圧縮強さ

〇堀 常男¹、加藤 俊二²、土橋 聖賢³、平野 孝行⁴、阪本 廣⾏⁵、藤井 二三夫¹ (1.伊藤忠ＴＣ建機、2.土木研究所、3.土木研究センター、4.西松建設、5.フジタ)

キーワード：短繊維混合補強土、一軸圧縮強さ、靱性

短繊維混合補強⼟の諸特性について各種の試験報告を⾏ってきた．今回経済性追求の⼀環として材料
の低廉化を⾏うために，端材として得られる両端熱溶着の繊維をシュレッダーで裁断して利⽤する可
能性を検討することとした．シュレッダー裁断の結果，これまで報告で利⽤してきた⼀定⻑の材料と
することができず⻑さに⼤きなばらつきのある繊維が混在することとなった．このため，①異なる⻑
さの混合⽐率が確定できている材料を⽤いた場合，②シュレッダー裁断した繊維を⽤いた場合で，強
度特性にどのような差が⽣じるかを一軸圧縮強さの⾯から確認することとした．