[III-122] Improvement effect of chemical grouting method to reduce the settlement of detached house during ground liquefaction - Part 1: Shaking table test in centrifuge
Keywords:chemical grouting method, Residential land, liquefaction, Centrifuge
地震が発生するたびに地盤が液状化し、住宅に傾斜や沈下などの被害が生じているが、既設住宅を対象とした液状化対策工法は少ないのが現状である。そこで本研究では、既設住宅にも対策可能な薬液浸透注入工法に着目し、遠心力載荷試験機により振動試験を実施した。50Gの遠心場において縮尺1/50のモデル地盤を作成し、家屋モデルは2~3階建木造住宅とした。住宅直下の地盤を①未改良地盤、②住宅外延部を深さ4m改良、③住宅基礎下全面を深さ4m改良した3ケースにおいて深度6弱程度の地震が発生したことを想定して地震動を与え、地盤内の間隙水圧の変化、住宅モデルの沈下量を観測し、薬液浸透注入工法の効果を検討した。
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