[III-123] Improvement effect of chemical grouting method to reduce the settlement of detached house during ground liquefaction – Part 2: Simulation of centrifuge test –
Keywords:chemical grouting method, residential land, liquefaction, Numerical analysis
大地震による地盤の液状化で、住宅に傾斜や沈下などの被害が発生する。これらの被害を抑制するために様々な液状化対策工法が提案されているが、既設住宅を対象とした液状化対策工法は少ない。そこで本研究では、既設住宅にも対策可能な液状化対策工法として薬液浸透注入工法に着目し、薬液浸透注入による改良体の動的挙動を表現できる改良砂の繰返し弾塑性モデルを導入した3次元の有効応力解析プログラムLIQCA3Dによる遠心力場振動台実験の再現解析を試みた。その結果、対策を施すことで住宅沈下量が抑制されることがわかった。また、実験結果と比較すると、最終沈下量はある程度再現できたが、初期の沈下速度が大きいことがわかった。
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