令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

杭・基礎工(2)

座長:松村 聡(港湾空港技術研究所)

[III-380] ベイズ推定による地盤の極限支持力推定法の提案

笠原 康平1、中島 進1、藤本 達貴1、中川 洋二2 (1.公益財団法人 鉄道総合技術研究所、2.株式会社 ジェイアール総研エンジニアリング)

キーワード:ベイズ推定、極限支持力、平板載荷試験

現在,鉄道や道路等の各種技術基準は性能照査型設計法が導入されており,原位置試験等による地盤調査の重要性が高まっている.原位置試験の代表的なものには平板載荷試験があり,鉄道盛土の施工管理等に用いられている.しかしながら,平板載荷試験で極限支持力を得るためには大きな反力装置が必要なため,施工ヤード等の制約が厳しい場合は極限支持力を確認することができない.そこで本研究では,ベイズ推定により平板載荷試験の荷重および沈下量の観測情報を用いて極限支持力を推定する手法を提案した.さらに,提案手法を実際の平板載荷試験結果に適用し,提案手法を用いることで極限支持力を高い精度で推定できる可能性があることを示した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン