令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土壌地下汚染(1)

座長:米田 英治(川崎地質㈱)

[III-460] トンネル掘削ずりを用いた砒素の不飽和カラム溶出試験

〇倉品 悠1、岩本 容昭1、大塚 義一1、太田 博光1、白石 祐彰1、清水 祐也1、森田 修二2、大河原 正文3 (1.(株)奥村組、2.(株)ハイドロ総合技術研究所、3.岩手大学)

キーワード:掘削ずり、カラム溶出試験、砒素、不飽和浸透流

自然由来の重金属類を含むトンネル掘削ずりの適正な処分場の設計・施工には,掘削ずりからの重金属類の溶出特性を把握する必要がある.岩手県の押角トンネルの工事においても自然由来の重金属類を含む掘削ずりの発生が予想され,ベントナイト混合土によって完全な封じ込めを実施している.本研究では,押角トンネルの掘削ずりを用いて砒素のカラム溶出試験を実施した.現地と同じ条件の掘削ずりでカラム溶出試験を実施し,現地の処分場で発生しうる溶出量を把握することを目的としている.また,砒素の溶出量を定式化した移流拡散モデルを構築して解析的な検証も行った.

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