令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

安全性・信頼性(2)

座長:田中 正智(国士舘大学)

[III-292] 里塚地区における市街地復旧工事の入札契約方式について

須志田 健1、佐々木 将仁1、櫻井 英文1 (1.札幌市建設局)

キーワード:災害復旧工事、詳細設計付き工事、総合評価落札方式

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震により,札幌市の南東部に位置する清田区里塚地区では,液状化に伴う大規模な土砂の流動により2mを超える地盤の沈下など,宅地や道路に甚大な被害が発生した.同街区内には100を超える世帯があり,発災後にはこのうちの約半数が住宅の倒壊・損傷などにより避難生活を強いられていた.札幌市は,一日でも早く住民が元の生活に戻るために,徹底して「スピード」にこだわり,復旧に取り組んできた.本稿では一連の取組のなかで,「詳細設計付き工事」,「総合評価落札方式」など市街地復旧工事の発注にあたって採用した入札契約方式や採用にあたっての考え方について報告する.

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