[III-383] Fundamental study on interaction between pile and sheet pile driven as seismic reinforcement for port pier
Keywords:interaction, coefficient of subgrade reaction, open-type wharves on vertical piles , centrifuge model test
近年,船舶の大型化に対応するため,既設桟橋の増深化や耐震補強に関する需要が増えている.その方策の一つとして,既設桟橋の前面に矢板を新設し,その背後に地盤材料を投入することで杭体の横抵抗を向上させる対策が挙げられる.著者らはその補強方法に関して振動台実験によりその効果を検証したが,新設する矢板と既設桟橋の海側杭は矢板の設置距離によって相互に与える影響が変わると考えられる.本研究では,矢板と海側杭との距離をパラメータとした遠心模型実験を実施し,矢板と海側杭との相互作用を表現するばねを地表面から仮想固定点1/βの位置までの範囲に適用することで,実験結果を概ね再現できることが分かった.
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