令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

杭・基礎工(3)

座長:中村 圭太(港湾空港技術研究所)

[III-388] ケーソン工法の合理化に向けた施工方法の検討(その1)~デジタル画像相関法を併用した1G場の模型実験~

田中 恵祐1、吉田 輝1、坂梨 利男1、杜若 善彦1、大野 進太郎1、宇津野 衞1、市田 賢1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:ケーソン工法、模型実験、デジタル画像相関法

ケーソン工法で施工を行う場合,ケーソンの周面摩擦や先端支持力などを考慮した沈下関係図などを使って施工管理が行われている。しかし,実際の沈下メカニズムは解明されておらず,掘削箇所数や掘削深さ,一箇所当りの掘削量等は経験によるものが大きい。このことから沈下メカニズムを適切に把握できれば,より合理的な施工が可能になる。
筆者らは,沈下メカニズムの解明と最適な施工方法を把握するために数値解析と模型実験を行っており,当工法適用時の掘削ノモグラムの整備を目指して開発を進めている。本報では,沈下メカニズムを把握することを目的として実施した,デジタル画像相関法を併用した1G 場の模型実験結果について報告する。

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