令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

現場計測(1)

座長:安井 利彰(前田建設工業)

[III-430] 衛星SAR画像を用いた地盤変位抽出の取組み

〇庄路 友紀子1、高畠 正治1、鍋嶋 佳弘2、重岡 優希2、清水 則一3 (1.電源開発、2.J-POWERビジネスサービス、3.山口大学)

キーワード:地表の変位分布計測、時系列干渉SAR解析、SBAS法

近年,衛星SAR画像を用いて地盤や斜面などの地表の変位分布を抽出する取組み(干渉SAR)が各方面で行われている.干渉SARで求められる変位精度は,解析で使用する衛星SAR画像の種類や処理手法の違い,観測環境による誤差,観測対象地表の状況など,各要因の組合せに依存する.したがって,干渉SARを適用する場合,結果の適切な評価が重要であり,正しく変位を抽出できているか判断することが課題である.本稿では,時系列干渉SAR解析(SBAS-DInSAR)を適用し,得られた変位の精度を水準測量と比較することで確認した結果を報告する.

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