土壌地下汚染(2)

[III-467] 土壌汚染調査・対策における業務支援システムの構築

〇松村 綾子¹、岩崎 広江¹、金子 伯男¹ (1.大成建設株式会社)

キーワード：土壌汚染、生産性向上、CIM、ICT、3Dモデル

筆者らは，土壌汚染調査・対策業務の生産性向上，品質向上を目的として，図面・帳票の自動作成，汚染状況の三次元表示，掘削除去を想定した出来形管理等をサポートするとともに，情報の一元管理ができる業務支援システムを構築した.調査においては図面や帳票の作成にかかる時間が短縮され，対策においてはシステムから出力した出来形管理帳票を活用することで現場管理業務が効率化することを確認した．
今後は，対策における現場管理業務のさらなる効率化を目指し，単位区画ごとの情報をタブレット端末でも閲覧できるよう改良するとともに，MR技術との連携を視野に入れた開発を行う予定である．