[III-469] エコクレイウォールⅡ工法の施工に伴う地中水平変位の計測
キーワード:遮水壁、多段式傾斜計、地中変位
エコクレイウォールⅡ工法が周辺地盤に与える影響を確認するため、多段式傾斜計による地中変位量の計測を行った。本工法は粘土鉱物を用いて高い遮水性能を有する鉛直遮水壁(エコクレイウォール,以下EC壁)を造成する工法であり、汚染土壌の封じ込め等にて実績を重ねているが、このEC壁は変形追随性を有する反面、剛性が低く、地盤条件・施工条件によっては周辺地盤に変状を生じる可能性があったためである。計測の結果、EC壁圧縮側への変位がみられた。ただし水平変位は最大変位量でも深層混合処理工法の変位低減型と同等程度であった。
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