[III-300] 積雪寒冷地におけるソーラーパネル架台の変形発生メカニズムの解明
キーワード:積雪寒冷地、ソーラーパネル、ねじれ、凍上、凍結深さ
北海道東部の太陽光発電所において,冬期にソーラーパネルの架台が変形し,支柱が大きくねじれる被害が発生した.架台は積雪荷重や風等の外力に対して十分な強度を有していることから,この原因は凍上現象と推測される.架台が変形し続けるとパネルの傾きや破損,倒壊の恐れがあることから原因の解明が急務である.そこで本研究では,室内模型実験と現地計測で変形発生メカニズムを解明することに取り組んだ.室内模型実験により,凍上で支柱が回転,変形しうることが確認できた.また,現地計測により,パネル内外で凍結深さ,凍上量に大きな差異があるが確認できた.
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