令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

凍結・凍上

座長:川端 伸一郎(北海道科学大学)

[III-305] 寒冷地におけるアンカー荷重と荷重計温度との関係

酒井 俊典1、宮武 裕昭2、近藤 益央2、小出 央人2、山下 英二3、山木 正彦4、西田 洋介2 (1.三重大学、2.(国研)土木研究所、3.北海道土質コンサルタント(株)、4.(国研)土木研究所寒地土木研究所)

キーワード:グラウンドアンカー、緊張力、寒冷地

北海道内の道路のり面を対象に,アンカー施工後に荷重計を設置するとともに,荷重計に温度計を,また深度0.4mに熱電対を設置し,アンカー荷重と温度の測定を行い,冬期間の寒冷地におけるアンカー荷重と温度との関係について検討した.その結果,冬期において荷重増加が見られたが,累積温度と増加荷重との関係はアンカーによって異なっており,アンカー設置状況や背面地盤等の影響を受けている可能性が考えられた.

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