特殊土・その他

[III-347] Evaluation of radiation shielding performance as cover soil used multi-layer structure by the changing array order.

〇Sekimoto Takato¹, Ema Yoshikawa¹, Hiroki Kanda¹, Hideo Komine², Shigeru Goto⁴, Hailong Wang³, Yasunori Arai⁵, Yuki Sakoda⁶, Mitsugu Yoshimura⁷, Masayuki Shigetomi⁷ (1.Waseda University, 2.Waseda FSE, 3.Waseda ISFS, 4.Waseda RISE, 5.Seibu Construction, 6.Hojun, 7.SRE)

Keywords:Crushed rarite, Cover soil, Radiation shielding

福島第一原子力発電所の事故により発生した高線量の瓦礫は回収され，放射線遮蔽性能が要求される覆土材を有した覆土式一時保管施設に一定期間保管される．バライト砕石は他の土質材料より薄層でも優れたガンマ線遮蔽性能が得られるが，高価で材料の入手や単体での施工が困難であることから，覆土の構築には他材料との併用が望まれる．そこで本研究では，バライト砕石と粘性土を用いた複数層構造供試体について各種放射線遮蔽性能を実験的に評価した．本研究の複数層構造供試体におけるバライト砕石の層厚が同一である場合，粘性土ではなくバライト砕石を線源側に配列した方が同等もしくはそれ以上の各種放射線遮蔽性能を有することが分かった．