令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

特殊土・その他

座長:栗本 悠平(清水建設株式会社)

[III-347] 複数層構造供試体の配列変化による放射線遮蔽性能の評価

関本 貴斗1、吉川 絵麻1、神田 皓城1、小峯 秀雄2、後藤 茂4、王 海龍3、新井 靖典5、佐古田 又規6、吉村 貢7、重富 正幸7 (1.早稲田大学地盤研究室、2.早稲田大学理工学術院、3.早稲田大学持続的未来社会研究所、4.早稲田大学理工学術院総合研究所、5.西武建設株式会社、6.株式会社ホージュン、7.ソイルアンドロックエンジニアリング株式会社)

キーワード:バライト砕石、覆土、放射線遮蔽

福島第一原子力発電所の事故により発生した高線量の瓦礫は回収され,放射線遮蔽性能が要求される覆土材を有した覆土式一時保管施設に一定期間保管される.バライト砕石は他の土質材料より薄層でも優れたガンマ線遮蔽性能が得られるが,高価で材料の入手や単体での施工が困難であることから,覆土の構築には他材料との併用が望まれる.そこで本研究では,バライト砕石と粘性土を用いた複数層構造供試体について各種放射線遮蔽性能を実験的に評価した.本研究の複数層構造供試体におけるバライト砕石の層厚が同一である場合,粘性土ではなくバライト砕石を線源側に配列した方が同等もしくはそれ以上の各種放射線遮蔽性能を有することが分かった.

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