令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

特殊土・その他

座長:栗本 悠平(清水建設株式会社)

[III-354] 側方圧および間隙水圧の測定による重泥水内部の液体的ー固体的挙動の評価

吉川 絵麻1、小峯 秀雄1、後藤 茂1、王 海龍1、吉村 貢2、渡邊 保貴3 (1.早稲田大学、2.ソイルアンドロックエンジニアリング、3.電力中央研究所)

キーワード:泥水、ベントナイト、有効応力

重泥水は,バライト粉末を混合したベントナイト泥水であり,従来,地盤掘削時の安定液として用いられてきた.現在,福島第一原子力発電所の廃止措置の一環として,比重が大きく流動性が高い重泥水の性質を利用した汚染水の封じ込めが検討されている.重泥水は,使用後に充填箇所からの取り出し・回収が想定されることから,水みち上に生じる固体層の形成とともに,流体部の挙動を把握することが重要である.本研究では,通水時に重泥水内部で生じる液体的-固体的挙動の変化を調査するため,通水に伴い側方圧および間隙水圧の分布が変化する過程から,泥水内部における液体部と骨格の形成を評価した.

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