令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

杭・基礎工(4)

座長:澤村 康生(京都大学)

[III-390] 杭基礎を有する鉄道構造物の設計照査結果の傾向分析

川中島 寛幸1、曽我 大介1、磯谷 篤実1、二村 俊輔2、佐名川 太亮2 (1.独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2.公益財団法人鉄道総合技術研究所)

キーワード:鉄道構造物、杭基礎、設計

杭基礎橋脚および杭基礎高架橋の施工において,施工前の調査等により,設計と現地で想定していた支持地盤の出現深度に乖離が認められた場合,原則,修正設計による再照査を実施することとなる.再照査における照査方法や照査する項目の絞り込みを行うことが出来れば,作業時間等を短縮でき,効率的な設計・施工が可能となる.
本報では,設計完了後の支持層変動に伴う再照査手法を策定することを目的とし,杭基礎の安定照査に着目した設計事例の整理・分析を行った.その結果,設計鉛直力に関する照査指標により基礎構造物の規模が決定される傾向にあることを確認した.

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