[III-393] 杭施工条件に起因する杭-地盤の境界面のせん断特性の解析的検討
キーワード:杭基礎、杭の周面摩擦力、有限要素法、一面せん断試験
土木構造物の設計においては,限界状態設計への移行に伴い,変形照査等の厳密性が求められる現状である.例えば,道路橋示方書における杭設計の沈下量算定では,6種に大別された施工法ごとの係数を用いるが,杭周面の状況が明らかに異なる場合でも,同一として扱われる.これは,施工法ごとの杭-地盤間のせん断特性の違いが,定量評価されていないためである.
そこで,本研究では,事前に実施した,杭‐地盤の境界面を模擬した一面せん断要素実験から得られたせん断特性(粘着力C,摩擦角Φd,変位に対するせん断剛性率Ks)をジョイント要素に適用し,数値解析を行い,杭‐地盤の境界面を適切に表現可能な解析手法を検討した.
そこで,本研究では,事前に実施した,杭‐地盤の境界面を模擬した一面せん断要素実験から得られたせん断特性(粘着力C,摩擦角Φd,変位に対するせん断剛性率Ks)をジョイント要素に適用し,数値解析を行い,杭‐地盤の境界面を適切に表現可能な解析手法を検討した.
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