令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

杭・基礎工(4)

座長:澤村 康生(京都大学)

[III-396] ニューマチックケーソンの刃口部極限支持力度式の提案

岡田 宏太郎1、杉山 誉1、柏葉 洋一1、川崎 元1 (1.株式会社大本組)

キーワード:ニューマチックケーソン、過沈下、刃口抵抗力、極限支持力、解析実験、有限要素法

ニューマチックケーソンは一般に,掘削により刃口抵抗力を減じながら沈下させる.しかし, 想定した刃口抵抗力が実施工において発現しない場合には想定を上回る沈下,いわゆる過沈下を起こすことがある.特に軟弱地盤における過沈下は事故につながる危険性があり,計画時に刃先抵抗力を正しく見積もることは大変重要である.そこで本稿では,有限要素法を用いてニューマチックケーソンの沈下解析実験を実施し,刃口の極限支持力とそれに影響を及ぼすと考えられるパラメータとの関係を求め,実務で利用できる式を提案する.

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