令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

現場計測(2)

座長:佐藤 祥昭(川崎地質㈱)

[III-433] 大阪市此花区桜島における地盤調査(その1:ボーリング,サウンディング結果)

〇武野 航大1、大島 昭彦1、田中 さち1、天満 脩平1、糟谷 祐多1、段 志磊1、安岡 政光2、面屋 菜波2 (1.大阪市立大学大学院、2.大阪府西大阪治水事務所)

キーワード:現場調査、ボーリング調査、標準貫入試験、サウンディング、PS検層

2001年に大阪市此花区桜島の安治川右岸の護岸で変状が発生した。その後,護岸変位の計測を継続していたが,現在の地盤状況を把握し,変状の原因究明と今後の変位予測を目的に,2019年10月に地盤調査を行った。当地の地盤は,表層に盛土層と沖積砂As層,その下に軟弱な沖積粘土Ma13層が厚く堆積し,その下に構造物の支持層となる第1洪積砂礫層,洪積粘土Ma12層が続く。このような地盤性状は西大阪地域の典型的なものである。本稿では,実施した地盤調査の概要とボーリング,サウンディング試験結果を報告する。

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