令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

現場計測(2)

座長:佐藤 祥昭(川崎地質㈱)

[III-438] ドレーン工等を用いた堤防浸透対策の効果・検証

〇梶取 真一1、杉山 詠一1、石原 雅規1、佐々木 哲也1 (1.土木研究所)

キーワード:堤防浸透対策、ドレーン工、川表のり面被覆

河川堤防の設計指針(平成14年・国土交通省・治水課)以降,河川堤防の詳細点検が進められ,順次堤防強化が図られているところである.堤防浸透対策の効果については,模型実験等により確認はされているが,実現場でその効果を検証している事例は少ない.そこで、土木研究所では国土交通省九州地方整備局と協力し、ドレーン工や川表遮水工による堤防浸透対策を行った箇所において,洪水時の堤防内の水位観測を行い,これらの浸透対策工の効果・検証を行ってきた1).その後,平成30年9月台風24号において,肝属川水系姶良川(姶良橋)において計画高水位を上回る出水を観測し,浸透対策工の効果を確認した.

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