補強土(1)

[III-154] Tensile force acting reinforcing bars in back-to-back Multi-Anchored Reinforcement Soil Walls due to dynamic centrifuge test

〇Taketo Hayashi¹, Takeharu Konami¹, Kinya Miura², Karin Daikoku² (1.Okasanlivic, 2.Toyohashi University of Technology)

Keywords:reinforced soil, centrifugal model test, shaking table test

近年，特に橋台アプローチ部において，独立式の両面アンカー補強土壁もしくは緊結式の両面アンカー補強土壁の両面アンカー補強土壁が適用される場合がある。両面アンカー補強土壁の土圧の算定には、独立式では主働土圧，緊結式では静止土圧が用いられ、それぞれの土圧に抵抗するように補強材の張力を算定している。そこでそれぞれの両面アンカー補強土壁を対象とした動的遠心模型実験を実施し，補強材引張力の加振中の最大値と設計値の比較を行った。その結果、加振中の緊結式のアンカー補強土壁の引張力の最大値は独立式のアンカー補強土壁と比較して概ね大きいこと、いずれのアンカー補強土壁の引張力の最大値は設計値を下回ることが分かった。