令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

リサイクル・廃棄物

座長:山中 光一(日本大学)

[III-471] 石炭灰破砕材・製鋼スラグ混合材料の上層路盤材への適用と品質管理手法の提案

〇大原 史稔1、嶋村 淳平1、佐藤 研一1、藤川 拓郎1、古賀 千佳嗣1、堀川 剛利2、門馬 怜史2、柴崎 徹3 (1.福岡大学、2.福島エコリート、3.日鉄スラグ製品)

キーワード:石炭灰破砕材、製鋼スラグ、路盤材

石炭燃焼時に副次的に発生する石炭灰の有効利用技術の1つに石炭灰混合破砕材(以下、破砕材)があり、主に路盤材として利用が進められているが、破砕材単体ではCBR値の品質基準を満足しない場合もあることから主な利用用途が下層路盤材に留まっているため今後、路盤材として更なる利用用途の拡大を展開していくにあたり破砕材に製鋼スラグを混合し粒度分布と締固め特性を改善させて上層路盤材への適用について検討を行った。また、路盤材の品質管理においてはCBR値を求めるまでに時間と労力を要することから工事の進捗に影響を及ぼすことが指摘されているため混合材料の品質管理手法として簡易支持力測定器を用いた方法について報告する。

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