[III-475] 除去土壌の分級処理システム実証試験の報告
キーワード:実証試験、分級洗浄、除染率、減量化率、減容化率、除去土壌
大熊町の中間貯蔵施設区域内で行った「中間貯蔵施設内における除去土壌の分級処理システム実証試験(平成30年度)」、「同(平成31年度)」について報告する。本試験では、実機規模(処理能力20t/h)の分級処理設備により各種の除去土壌を礫・砂と細粒分に分離する通常分級処理を行うとともに、同処理で分離された砂に付着した細粒分の除去などを行う2種類の高度分級処理を行い、それぞれについて、除染率や減量化率、減容化率を求めた。通常分級の除染率(全試験平均)は、礫で84.5%、砂で65.4%であり、高度分級処理では、砂の除染率を73.3%および74.8%に向上できた。
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