[III-19] 桜島における地形的特徴と侵食傾向の関係に関する分析
キーワード:数値標高モデル(DEMデータ)、地形変化量、傾斜、ラプラシアン、遷急線
本研究では,桜島において,毎年行われている航空レーザー測量によって得られた数値標高モデルに着目する。本研究の目的は,2年分のDEMデータの差分から算出される地形変化量(侵食傾向)とその地点の地形的特徴(傾斜,ラプラシアン)の関係について明らかにすることである。平成24年から平成30年までの7年間に桜島において毎年計測されたDEMデータを用いて分析を行った。7年分のデータを用いて分析を行った結果,傾斜が急な地点やラプラシアンがマイナスの地点は侵食傾向が強いことがわかった。また,考察として,ラプラシアンがマイナスの地点に関しては,遷急線が影響していると考えられる。
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