令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

試験法・調査法(2)

座長:田中 剛(東京都市大学)

[III-54] 先進ボーリングのカッティングスを利用したハイパースペクトルカメラによる切羽前方の岩種判定技術(その1)

白鷺 卓1、宮嶋 保幸1、戸邉 勇人1、升元 一彦1、川村 洋平2、大和田 済熙2 (1.鹿島建設、2.秋田大学)

キーワード:カッティングス、ハイパースペクトル、岩種、畳み込みニューラルネットワーク

トンネル掘削工事では、前方の岩種の分布や性状を把握することを目的として先進ボーリングが実施されているが、ノンコアボーリングの場合、カッティングスという削孔したときの削りクズしか得られない。今回報告する技術は、カッティングスをハイパースペクトルカメラで撮影し、得られたスペクトル形状をディープラーニングすることにより、岩種を判別する技術で、地質技術者でも判別が困難な緑色岩と蛇紋岩の判別に適用した結果、テストデータに対し99.40%という高い精度で判定ができた。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン