令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

試験法・調査法(2)

座長:田中 剛(東京都市大学)

[III-58] 打込み式電極管による地盤改良体の接地抵抗測定

藤原 斉郁1、松井 秀岳1、石井 裕泰1、青木 智幸1 (1.大成建設株式会社)

キーワード:比抵抗、接地抵抗、打込み管、地盤改良

薬液注入やセメント系など,地盤改良工事における改良範囲の確認方法の一つとして地盤比抵抗を測定する方法が挙げられる。既往の研究によれば,原理的には適用可能であり多数の測定例はあるものの,一方で地中に電極を設置する際,ボーリングなど相応の設置手間が必要なことから施工時の管理用として広く普及しているとは言い難いのが現状である。本論では,著者らが開発し多数の実績を有する打込み管技術を応用した測定管を製作し,打込み施工性や通電性の確認を行った。また,高圧噴射撹拌工法による改良体を対象とし,比抵抗測定に代わる方法として,接地抵抗による造成前後での測定を行った。

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