Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

トンネル(2)

Chair:Atsushi Morita

[III-88] Aseismicity evaluation based on seismic damage survey results of mountain tunnel

Katsumi Kamemura1 (1.Fukada Geological Institute)

Keywords:mountain tunnel, seismic damage, aseismicity

近年の大規模地震では山岳トンネルにおいても多くの地震被害が生じており,山岳トンネルについても地震時にどのような挙動をし、どこまでその構造的安定性を保つことが出来るのか,あるいはどの様な補強対策を講じることが出来るのか,など具体的な耐震性の検討が求められている.しかし模型実験や数値解析による山岳トンネルの耐震性の検討は設定条件に限りがあり,地震時挙動に関する十分なデータがない中,一般論としての耐震性を評価するまでには至っていない.ここではこれまでに得られている山岳トンネルの地震被害データを分析し,山岳トンネルの耐震性を評価することを試み,地震被害と地震動の明確な関係を得た.

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