令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル(2)

座長:森田 篤(前田建設工業)

[III-92] 坑内反射法弾性波探査を用いたトンネル上方探査による地質評価手法

早川 泰央1、濱洲 良介1、平野 宏幸1、淡路 動太1、吉河 秀郎1 (1.清水建設株式会社)

キーワード:山岳トンネル、弾性波探査、地質リスク

坑内反射法弾性波解析の解析領域をトンネル上方に設置することにより,トンネル軸と平行に近い反射面を検知することが可能となるトンネル上方探査を試み,滝室坂トンネル(坂梨工区)において適用した.その結果,従来の坑内反射法弾性波探査で捉えることが難しく十分に検討されていないトンネル軸と平行で水平面に近い地質境界面の位置を認識できることが確認された.また,TSP303とブレーカ探査という複数の探査手法を組み合わせることで,強反射面の位置の識別精度を向上することができることが分かった.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン