Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

地盤の動的挙動(2)(その他)

Chair:Takao Hashimoto

[III-125] Mechanism of the graben that formed at Yakuinbaru in Aso during the Kumamoto Earthquake

Susumu Yasuda1, Keisuke Ishikwa1, Naoto Ohbo2 (1.Tokyo Denki University, 2.Association for the Development of Earthquake Prediction Institute)

Keywords:earthquake, graben, fill

阿蘇カルデラ内で2016年熊本地震時に発生した帯状の陥没に対し、筆者達は科研の補助を受けて3年間研究を行ってきた。そして、狩尾地区などの代表4地区は、詳細な調査や解析を行って陥没発生のメカニズムが解明できてきたが、同様の陥没が発生した役犬原などではこのメカニズムでは説明できなかった。ただし、これらの地区は大規模に農地整備が行われた所なので、整備前の地形図を入手し検討を行って別の視点からの検討を行った。その結果役犬原地区の旧水路を埋めた所では地震前に空洞が形成されていたのではないかと推察された。

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