[III-129] 水平2方向の基盤傾斜が地表面地震動に与える影響に関する基礎的検討
キーワード:不整形地盤、設計地震動、鉄道構造物
鉄道構造物の設計標準には,工学的基盤の傾斜が1:10以上となる不整形地盤において,表面波による局所的な地震増幅の影響を簡易に考慮した設計地震動の補正手法が示されている。この手法は,線路方向にのみ基盤が傾斜する地点を対象としているが,実際には線路直角方向に基盤が傾斜する場合や,水平2方向いずれにも基盤が傾斜する場合もあり得る。今回は,これら基盤傾斜方向の違いを簡易に補正する手法を構築するための基礎的な検討として,基盤傾斜の幾何学的な位置関係が各地点の地表面地震動に与える影響を数値解析により評価した。
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