[III-131] のり面工と地山補強材の定着効果に着目した模型振動台実験
キーワード:耐震、盛土、地山補強材、のり面工
近年,鉄道分野では既設盛土の耐震補強が積極的に進められている.盛土堤体自体の補強を行う際には,地山補強材による対策工が多く用いられる.一方,新幹線盛土や輸送密度の高い在来線盛土には,降雨に対する盛土への浸透や侵食防止のために,各種のり面工が施工されることが多い.このうち,盛土に打設した地山補強材がのり面工と定着される場合には,地山補強材が単独で打設される場合と比較して,地震時により大きな抵抗力を発揮することが考えられる.本研究では,上述の効果を把握するため,地山補強材により耐震補強された盛土を対象とし,のり面工の有無を変化させた3ケースの盛土模型を構築して模型振動台実験を実施した.
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