[III-132] のり面工と地山補強材の定着効果を考慮した鉄道盛土の耐震補強設計法
キーワード:盛土、耐震、地山補強工、Newmark法
「鉄道構造物等設計標準・同解説 土構造物」におけるL2地震動に対する盛土の耐震性は、Newmark法による残留変形量を用いて評価しており、その中で地山補強材による抵抗は、補強材の主たる補強効果である引抜き抵抗力や許容引張り力のみを考慮している。しかしながら、模型振動台実験において、盛土に打設した地山補強材がのり面工と定着される場合には、地山補強材が曲げ変形モードとなることで曲げ変形に伴う地盤抵抗力が発揮されると考察されている。そこで、本研究では、この効果を考慮したのり面工と地山補強材の定着効果を考慮した設計法の提案と提案法を用いた試計算を行った。
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