[IV-97] 居住地と活動地に対する歩行意識の関係分析~大型モ―ル施設のケーススタディ~
キーワード:歩行意識、居住地、活動地、モールウォーキング
社会保障費の増大への対応策として,歩行促進が進められているが,居住地の歩行環境は必ずしも良いとは限らず,その再整備は車依存が進んだ都市ほど難しい.一方,日常生活は様々な活動地を行う場で成り立っており,より歩行に適した環境があると考えられる.車依存都市における活動地の拠点の1つに大型ショッピングモールが挙げられる.そこで本研究は,居住地とモールの歩行環境と歩行意欲の関係を分析する.まず,文献より歩行促進の要因について整理を行い,アンケート調査を行う.そして,モールの歩行意欲に居住地の歩行環境が及ぼす影響を分析した.この結果,居住地の歩行環境が良くないことがモールの歩行意欲を上げ得ることを示した.
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