令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

歩行者・自転車交通

座長:小川 圭一(立命館大学)

[IV-97] 居住地と活動地に対する歩行意識の関係分析~大型モ―ル施設のケーススタディ~

〇大矢 周平1、中村 一樹2 (1.名城大学 大学院 理工学研究科 社会基盤デザイン工学専攻、2.名城大学 理工学部 社会基盤デザイン工学科)

キーワード:歩行意識、居住地、活動地、モールウォーキング

社会保障費の増大への対応策として,歩行促進が進められているが,居住地の歩行環境は必ずしも良いとは限らず,その再整備は車依存が進んだ都市ほど難しい.一方,日常生活は様々な活動地を行う場で成り立っており,より歩行に適した環境があると考えられる.車依存都市における活動地の拠点の1つに大型ショッピングモールが挙げられる.そこで本研究は,居住地とモールの歩行環境と歩行意欲の関係を分析する.まず,文献より歩行促進の要因について整理を行い,アンケート調査を行う.そして,モールの歩行意欲に居住地の歩行環境が及ぼす影響を分析した.この結果,居住地の歩行環境が良くないことがモールの歩行意欲を上げ得ることを示した.

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