[IV-98] 勾配による身体負荷が交通行動に与える影響に関する研究
キーワード:勾配、身体負荷、交通行動
本研究は, 勾配による身体負荷が交通行動へ及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,その過程において空間的分解能の高い顕示選好データを用いることとした. 同時に,歩行による身体負荷を心拍数によって表現する手法が, 交通行動に関する分析への適用可能性を明らかにすることを試みた.それにより, 勾配における身体負荷の測定において心拍数法を用いることが十分に有意であることが示唆された。また, 同一距離帯に位置するが異なる身体負荷区分に属する居住者の駅利用頻度を年代ごとに集計し, 駅から同一距離帯においても,上り下りによる身体負荷の増加に伴い,特に70代以上の高齢者において駅利用頻度が減少することが確認された.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン