交通計画(1)

[IV-143] しずおかMaaSへのETC2.0データ活用

〇篠田 宗純¹、金森 亮²、岩本 武範³、六反 雅登⁴ (1.国土交通省 中部地方整備局 静岡国道事務所、2.名古屋大学 未来社会創造機構、3.静岡鉄道（株）、4.パシフィックコンサルタンツ（株）)

キーワード：MaaS、ETC2.0、AI 相乗りタクシー

人口減少や高齢化が進む中、公共交通の利用者減少や運転手の人手不足などの課題解決に向け静岡市では、 誰もが利用しやすい新たな移動サービスとして静岡型MaaS基幹事業実証プロジェクト（経済産業省・国土交通省支援事業選定）を立ち上げ、令和元年11月にICTを活用した交通手段間の連携強化およびAI相乗りタクシーの実証実験を実施した。
AI相乗りタクシーの経路検索において、配車予約時の経路検索、及び利用者・車両に提示する所要時間予測を提供することを目的にETC2.0データを活用した。
本論文では、しずおかMaaSへのETC2.0データ活用の有効性と今後の展開について報告する。